暑くなってきた! と思ったら熱中症対策!

 
時々暑い日があったりして、梅雨が開けたらみんな大好きな”夏”がやってくるよ!
暑いの嫌いな人もいましたか? そうですか・・・ (;´Д`)
 
気温が上がってくると、暑さで体育館は蒸し風呂状態。
 
そうなると心配なのが、熱中症。
気分が悪くなったら早めに休んで体を冷やしてね!
 
各自、飲み物多めに! 着替えのシャツ(3枚以上)、タオル、クールダウン用の氷や保冷剤を忘れずにね!
 
 
それではここで大切な水分の話。
 
みんなの体の60%は水分で出来ているって知ってた?
 
「あ~喉乾いた!」って思って飲み物を飲むけど、じつはそれでは遅いのだ。
その時点で、脱水症状になりかけているんだよ。
 
みんなの体の60%の水分のうち・・・
3%が無くなっただけで、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振になっちゃう。
4%だと疲労感、頭痛、めまいの症状。
10%になると、死んでしまうんだ。
 
だからのどが渇く前に水分補給が大切なんだよね。
 
 
じゃあ、水分って水を飲めばいいのかっていうと・・・
 
汗って水じゃないんだ。
なめると分かるけど、ちょっとしょっぱい。
 
ってことは、水じゃない。
汗には、ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムといった体の中の栄養素などが含まれているので
水を飲んだだけじゃダメなのさ。 ←ここ大事!
 
水を飲むと、体の中の栄養素が出てるのに水だけ入れるとさらに栄養素が薄い状態にっちゃう。
そして、栄養素が薄い状態にならないようにのどの渇きが収まるし、薄まった栄養素を元に戻すためにおしっことしてさらに体の水分を出そうとしちゃうんだ。
 
あっ、お茶もダメだよ!
お茶やコーヒーなどに含まれている「カフェイン」には利尿作用(おしっこを出す働き)があるからね。
 
じゃあ何を飲めばいいのかっていうと・・・ スポーツドリンク!
 
けど、ちょっと注意してもらいたいんだけど
スポーツドリンクも沢山あるよね。
 
アクエリアス、ポカリスエット、ゲータレード、DAKARA・・・
みんながよく飲むのは、なんだろう?
 
でもちょっと待って!
 
さっき汗と一緒にいろんな体の栄養素も出てるって言ったよね。
そう!
それらを補充してあげないと、意味が無いんだよ。
 
しかも、素早く!
 
 
「そんなのわかんないよ!」って声が聞こえそうだけど、簡単に見分けられるから覚えておこう。
 
日本体育協会がおすすめするナトリウム濃度は0.1~0.2%。
100mlで換算すると40~80mgのナトリウム量だそうだ。
ナトリウム・・・つまり塩分だ!
適度な塩分で水分の吸収スピードがアップ。さらに糖質も入るとスピードがアップ!!
 
 
 
そこで、スポーツドリンクを買うときに、ちらっと成分表を見て欲しい。
 
Green DAKARA
ナトリウム(Na)のところ!
たいがい100mlあたりってなってるので、見てみると・・・
アクエリアスは種類にもよるけど33mgとか・・・ 意外と少なかったりする(汗)
 
←これはGREEN DAKARA
クリックすると大きくなるよ!
 
 
ポカリスエット 49mg
ゲータレード 48mg
DAKARA 0mg
GREEN DAKARA 40mg
 
など
自分の好みのスポーツドリンクも確認してみてね。
 
イオンのスポーツドリンク
こちらは、イオンのヤツ
計算面倒だけど50mgくらい
 
言っておくけど、この範囲(40mg~80mg)になってないといけないわけじゃないからね。
 
あくまでも目安。
いいですよ?って範囲ですから(笑)
 
 
あとは飲み方。
 
一気にガバガバ!
じゃなく、15分~30分に1回、1回につき200ml~250mlづつ。
 
飲み物の温度も、キンキンに冷たいのも避けて、5度~15度くらい(冷蔵庫から出して5分置いたくらい)がいい
 
自分で作るなら、1リットルの水にティースプーン半分の塩(2g)と砂糖(40~80g)を溶かしたものでOK!
けど、あんまり美味しくない・・・ (;´Д`)
レモン汁を入れれば、スッキリ味になるかな??
 
YouTubeに熱中症対策の動画があったので見てね。 熱中症対策
 
 
 
熱中症の種類
 
熱疲労
大量の汗をかき水分の補給が追い付かないで脱水状態になった時におこる。
脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気など
熱けいれん
大量に汗をかき、水だけを飲んで血液中の塩分が薄くなった時におこる。
足、腕、腹部などにけいれんが起こる。
熱射病
体温の上昇で中枢機能に異常をきたすもの。
意識障害(言動がおかしい、反応が鈍い、意識がない)が特徴で、頭痛、吐き気、めまいなどの症状がみられる。
死に至る場合もある。
 
 

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